4月 20

2023年GW期間中の診療は4月29日、4月30日が休み。
5月3日から5月7日まで休診の予定です。
5月1日、5月2日は診療いたします。
混雑が予想されますので、再診の方はこの日と、GW明け1週目は
避けていただいた方がよいと思われます。
よろしくお願いします。

3月 22

3月30日は木曜日のためお休み
3月31日、4月1日は当院の創立記念日のためお休み
4月2日は日曜日のためお休み。
3月30日から4月2日まで4連休となります。

よろしくお願いします。

11月 30

令和4年年末は12月28日午前まで
令和5年年始は1月6日より開始します。
よろしくお願いします。

11月 10

11月25日金曜日。夕方からの外来は代診になります。

あらかじめご了承ください。

10月 27

PRP療法とは

PRP(多血小板血漿)療法とは、血液中の成分“血小板”に含まれる成長因子等を利用した再生医療です。PRP中の成長因子等の作用により、疾患のある部位の細胞を活性化し、患者様自身の治癒能力を高めます。変形性膝関節症などの変形疾患に特徴的な“慢性的な炎症状態”ではタンパク質や細胞の働きに異常をきたしており、PRP中の成長因子等の作用により改善を導くことが期待されています。スポーツ活動を行っている方の“早期復帰”や“難治性の症状の改善”も導くことが期待されています。まだ新しい治療のため、保険診療としては認められておらず自費診療になりますが、採血当日治療を受けられ、一般的な保存療法で改善しなかった痛みが改善されたとの報告もあることから、今後の発展が期待されている治療です。

・このたびPRP療法の承認がおりました。第2種(変形性関節症に対する関節内注入)第3種(創傷治癒を目的としたPRPの関節外投与)

とも認可されています。

第2種は 変形性膝関節症でどうしてもヒアルロン酸の関節注射や様々な保存方法で満足の行く結果が得られす

でも手術まではなかなか決心がつかない、または手術だけはどうしても嫌だ、といった方に適応のある治療法です。

第3種は 有名なところでは肘の内側(尺側)の靭帯損傷で、手術には踏み切らずにPRP療法で復帰するといったことが行われていますが

靭帯損傷、肉離れ(筋断裂)、テニス肘、アキレス腱障害などなかなか保存的に治りにくい疾患の早期治癒を目的に使われます。
・PRP療法をご希望の方は、自費診療になります。(税込み198000円)

まずご来院いただき、適応があるかどうかの判断、そのために必要な検査(ここまでは保険診療になります)

を行い、十分にご納得いただいてからの治療になります。実際の治療は別の日に予約を取ってきていただきます。

PRP療法の治療の流れ

まず採血を致します、27ml採血し、それを遠心分離機にかけます。

当院ではDePUuy Synthes 社の PEAKというシステムを使用します。

現在もっとも血小板の濃縮率が高いシステムです。(約7倍)

参考動画  https://youtu.be/lack5J9p_14

ここでできた3mlのPRP(多血小板血漿)を関節内(第2種)患部(第3種)

に注入します。

PRP療法での質問

安全性  自分の血液から取った成分で無菌的に作成しますので、害の少ない治療と言えるでしょう。

しかし注射当日から3日ぐらい、関節の痛みや晴れた感じ、動かしにくさを感じる方が多いです。

これには個人差があります。

 

どのくらいで効果が出ますか?  膝関節の場合、2週間から4週間ぐらいで効果を感じるようになります。

これは永久的に続くものではありません。

肉離れなどは非常に早期から効果が現れ、治癒期間の短縮が期待できます。

ただ、熱発されるかた、しばらく非常に痛い方もおられます。これはPRPの正常な反応です。

時間はどのくらいかかりますか?  採血してずべて終わるのに15分くらいです。

 

いずれにしても100%の効果をお約束できる治療法ではありません。

特に膝の変形性関節症では、保存的治療をやっても満足できないが、手術は受けたくない方におすすめできる治療法です。

わからないことはいつでも診察の際お聞きください。


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